実務で使って感じた、英語メール6つの発見

英語

英語でのメール、ずいぶんと書きなれてきました。今の会社で働き始めるまでは一切英語のメールなど書いたことがなかったので、最初は英文メールの本買ってきて、メール送るたびに例文を見ては、なんかちょっと言いたいことと違うんだけど…と悩んだりしてました。そのうちweblioで例文検索するようになってから本は机の奥深くへと追いやられてしまいましたが。というか実務で使っているとメールの本や、もしくはネットで見る「メールの書き方」みたいなのとはちょっと違う感じなので、自分の体験に基づく英語メールについて書いてみます(基本的に海外の同僚、もしくは決まったお客さんとのやり取りです)。

外国人がさんづけで呼んでくる…!

これはカルチャーショックでした。なんか海外の同僚からのメールで「Dear ○○-san,」ってきたので、最初は「?」と思って、現地の日本人なのかなーと思ったりしたのですが、そうではなく現地人なのにさんづけで呼んでくるんです。なんか聞いたところによると、日本の同僚を尊重する(?)風習が組織の改善につながる?的な、トヨタ方式とかと一緒に伝わったんだかで、さん付けるするのがアメリカとかで流行った、らしいですがホントでしょうか。むしろ「Hi ○○!」みたいなののほうが風通しのよい組織って気がしますが…。ちなみに僕はこの英文なのにさん付けという奇習が嫌いです。なぜならこれを使う人と使わない人が一緒のメールにいると、めんどくさいんです。特に複数に宛てた時に「Dear ○○, ○○,」みたいになると一人だけさんづけも変だし、正直全部名前で呼び捨てってのが楽です。郷に入っては郷に従えってことで、英語でメール書くんだったら英語の風習でいいのになーと思います。

Mr.とかMs.とかあんま使わない

これも「さん付け」に関連してますが、基本的に一番最初の見知らぬ人向けのメールでもない限りファーストネームです。実はアメリカやイギリスなどとは頻繁にメールする機会はあまりなくて、アジア、ヨーロッパの非英語圏などが多いんですが、基本的に名前で呼ぶのが多いですね。ところでMr.やMs.は苗字にしか使わないですが、さん付けは、なぜか名前につけて使用されてます。僕の周りでは、ただ「日本人は名前で呼ばれるのが嫌い」って思われてるみたいで、日本人には苗字+さんづけが多いです。こういうのが本当にカオスなので、さん付けやめてほしいです。

結辞でよく使われているもの

Sincerely, / Yours sincerely, / Sincerely yours,とかは、ほぼ見たことがありません(まあ海外とはいえ同僚との間のメールがほとんどなので)。僕の周囲でよく見るのは、Best regards, Regards, BR, Best,  Many thanksあたりです。Many thanksって最初はなんじゃい、って思いましたが、結構使ってる人がいます。Thousand thanks, は香港あたりの人が使ってきます。 手で書く手紙と違って、メールはそんなに神経質にならなくてもいいのかなーと勝手に思ってます。ちなみに僕は人によって変えたりするのがめんどくさいので、すべてBest regards,にしてます。

署名の上に名前書くのか書かないのか

結辞のあと、Johnとか自分の名前書く人います。僕は一時期書いていましたがやめました。なぜなら僕のことを苗字+sanで呼ぶ人もいれば、 名前+sanで呼ぶ人もいれば、Dear+名前の人もいれば、名前だけで呼ぶ人の人もいるからです。でも普通はみんな署名があれば名前は書かないし、名前があれば署名はないですね。

要件をぱぱっと伝える

これはよく言われていることかもしません。日本人同士のビジネスメールだと結構挨拶みたいなのが長くて(それでも最近はシンプルになってきたと思います)、特に定型の「いつもお世話になっております」とか「ご連絡いただきましてありがとうございます」みたいなのってありますけど、それ関係は英語メールでは皆無です。というか入れてるとうざがられる傾向にあります。いや、僕は「お忙しいところ早々にご連絡ありがとうございます。」くらいのことは英語でも言ってますし、言ってもいいんじゃないの?と思います。英語だろうが日本語だろうが、相手を思いやる気持ちや感謝の気持ちは伝えても罰はあたらんだろうと思うので。ただ、冗長なメールは本当に嫌がられるので、内容は「何が起きた、何が原因、何をしてくれ、いつまでに。」くらいにしておいた方がいいですね。

みんなネイティブじゃないから何が正しいかはわからない

僕がやり取りする人は9割が非英語圏(香港やシンガポールもいますがネイティブとはちょっと違う感じ)の人です。アジアもいれば中東もいればヨーロッパもいます。なので、これを読んだ人で英語圏の人とのやりとりがメインだと上記の内容に違和感を感じる人もいるかもしれないですが、ご勘弁ください。本当はいわゆる正当な英語を使えたほうがいいのでしょうけど…。ただ、ネイティブじゃない同士でもこうやって意思の疎通が取れてビジネスがなりたっているところに、英語の汎用性というか、懐の深さを感じますね。

 

いかがだったでしょうか。以前の僕のように、これ間違ってないかなとか気にしすぎて、英語使った仕事に過剰なストレスや恐怖を持っている人が少しでも気楽になってもらえるといいなーと思います。僕はといえば、最近とりあえず例文検索の時間が減ってきたのは成長したのかなあと思ってます。

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