ゲーム音楽のオーケストラ JAGMOコンサート「伝説の戦闘組曲」に行ってきました

ゲーム音楽

昨日(7/11)文京シビックホール 大ホールで開催された「伝説の戦闘組曲」を鑑賞に行ってきました。

こちらのコンサートはかれこれ何回目、JAGMOとして公演する以前から伺っていますが毎回とてもよいです。室内楽の時などもとてもよかったです。さて、こちらが今回(7/11 夜公演)のセットリスト。

セットリスト

―ロマンシング サ・ガ3―

オープニングタイトル
四魔貴族バトル1
四魔貴族バトル2
玄城バトル
ラストバトル

―聖剣伝説2―

天使の怖れ
危機
子午線の祀り

―クロノ・クロス―

疾風
時の傷痕
死線

―クロノ・トリガー―

クロノ・トリガー
風の憧憬
戦い
ボス・バトル1
ボス・バトル2
カエルのテーマ
魔王決戦
世界変革の時
ラストバトル

―JAGMO SYMPHONY SERIES―

LEVEL UP SYMPHONY (2015) Etude for orchestra

―チェインクロニクル―

Beginning Of The Chain
March Of The Braves Ⅱ
Battle For Justice Ⅱ
Beat The Master

―MOTHER―

愛のテーマ
ポリアンナ
摩天楼に抱かれて
Bein’ Friends
and goes on
SMILES and TEARS

―キングダム ハーツ―

Dearly Beloved
Roxas
Tension Rising
The 13th struggle

―FINAL FANTASY Ⅳ―

ゴルベーザ四天王とのバトル

―FINAL FANTASY Ⅸ―

いつか帰るところ
ハンターチャンス
守るべきもの

今回は戦闘曲中心の演奏会でした

セットリストを見ていただいたとおり戦闘曲が中心でした。やっぱり迫力がありますしオーケストラでやるからには派手な戦闘曲の方が個人的には盛り上がるので好きです。四魔貴族なんかは以前の少数の編成の時から鉄板ですけど、すごく鳥肌たったのは聖剣伝説2の天使の怖れですね。あの神秘的で物悲しい感じがオーケストラだと一層引き立っていました。

「MOTHER」が聴けてよかった

今回のハイライトはやっぱりなんといっても「MOTHER」だと思います。オーケストラで聴けるのは嬉しかったです。ただ、摩天楼に抱かれてなんかは、ドコドコ砂漠からフォーサイドへ抜けたときの、あの開けた感じを、イントロ部分が一気に高めてくれる曲だと思うのですが、イントロカットでなんとなくつないで始まる感じだったので、ちょっと心の準備できないというか、なんかこう、盛り上がり阻止って感じでした。

とはいってもスクウェア作品が中心

今回も「MOTHER」を除けばチェインクロニクル以外スクウェア作品で、チェインクロニクルは今回の公演、SEGAがスポンサーですので、そういうことだとして、ちょっと偏ってるな―という気もします。それだけスクウェア作品が人気なのでしょうね。僕も好きですし、今回は聖剣伝説2も聴けてよかったです。これだけ公演しててドラクエ作品が出てこないので、なにかしらの大人の事情があるのでしょうね…。でもゲーム音楽には他にもざっくざく名曲があるので今後末永く期待ですね。

編曲、演奏について

編曲は何人かでされてるみたいですが、深澤さんって方の編曲が安定してて好きです。上記のリストだとチェインクロニクル、キングダムハーツ、FF4でした。クロノトリガーの時は以前も出演されてた三浦文彰さんがソリストで演奏されてて、たいそう難しそうな演奏をされてました。ヴァイオリンを弾いたことがないのでわかりませんけど、すごそうなのは伝わりました。全体的な演奏に関しては素人なのでなんとも専門的なことはわからないのですが、印象として、リズム合ってないのかな?って感じる箇所があって、聞いてて落ち着かなかった箇所がありました。他のオーケストラとか聴きにいったらそういうもんか、って思うんでしょうか。

次回は「勇者たちの響宴」! 2015年10月24日(土)、25日(日)

いずれにしても会場内は結構人入ってて、やっぱりゲーム音楽の演奏会って需要があるんだなと思いました。子供の時からゲームをしてた世代がもう30代とかになって、思い出をたどりながらオーケストラ演奏を聴けるっていうのは素晴らしいことだと思います。次回は10月という告知が配布されてました。新宿文化センター 大ホールとのことなので、またオーケストラで聴けそうですね。今後の公演も鑑賞していきたいです。

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